リバスク便り

観光地である、鎌倉の小町通りにある復興支援広場(リバスク)には様々なお客様がいらっしゃいます。

三陸のわかめを唐揚げしました

なつかしい故郷の物産に目をとめられた方、被災地で支援活動をしたことがあったとおっしゃる方、たまたま観光で訪れた鎌倉で故郷の復興支援をしていると気付いて下さった方、羽生選手のポスターをお友達に頼まれたといってたくさんお求めくださった方、外国から日本的な物を求めて鎌倉を訪れた方などなど…。

店頭で三陸わかめの唐揚げを売っていると何人もの岩手県出身の方がお声をかけてくださったり、 岡山出身の方が、むらすずめときび団子をお買い上げ下さったりして、いろいろお話出来ると、とても励みになります。

カレーランチは「どんりゅう」と「リバスク」の2種類

鎌倉のゆうゆう庵(震災機構の大槌町コミュニティハウスどんりゅう庵の前身)を覚えていてくださって、「竜太郎さん(どんりゅう庵スタッフ・シェフ)にお世話になりました」と、当時高校生だった方が通りがかりに見付けてお立ち寄り下さったりします。

羽生選手のポスターをお求めに埼玉からいらっしゃったというお客様は岩手県のご出身とのことで、羽生選手が岩手県大槌町のモーモーハウス(震災機構が運営する焼き立てパン屋)で食べていたラスクの話などもしてくださいました。
捨てネコを拾って「ミウちゃん」と名前をつけて飼っていて、「暑いから、早く帰ってエアコンをつけてあげなきゃ」と、ぶっかけ玄米麺を急いで食べ、11時半過ぎには帰られた優しい方でした。

カナダにお住まいという中国人のご家族がカレーを召し上がった際には、福神漬けに興味津々で、「何という食べ物か、名前を紙に書いて下さい」と聞かれました。「カレーもプリンも 美味しい」とおっしゃってました。

お一人でご来店になったフランス人のお客様は、女子大に留学中で「鎌倉に是非来たかった」とのことでした。どんりゅう庵カレーを召し上がった後で、2階で開催中の「鎌倉を描いた作家たち展」をご覧になっていらっしゃいました。ボルドーご出身の優しそうで控えめな方でした。

復興支援広場(リバスク)の収益は、全て被災地の復興支援に使われています。