純喫茶 鎌倉邪宗門 

鎌倉長谷寺の門前に1971年に開業した喫茶店・鎌倉邪宗門は、老朽化の為閉店、小田原へと移転し、小田原邪宗門として営業していましたが、2019年10月、門主が他界、閉店しました。

しかし、門主の門弟が、「鎌倉で邪宗門を再開したい」との遺志を受け、かつて小田原邪宗門を切り盛りしていた尾島店長を迎え、小町通りで鎌倉邪宗門として再開することになりました。

小田原邪宗門の自慢だった邪宗門ブレンド(コーヒー)も復活です。


「邪宗門」は北原白秋の第一詩集から取った名前です。

詩集に収められている「邪宗門秘曲」は摩訶不思議な言葉の羅列です。

北原白秋「邪宗門秘曲」より

広辞苑によれば、「邪宗」とは、①世に害毒を流すような不正な宗教。邪教。②特に江戸時代、切支丹(キリシタン)宗の称、との事ですが、そこになんとも怪しげな異国情緒を感じてしまいます。異国からの珈琲・紅茶を愉しむ喫茶店には似合いすぎの名前でしょうか。

邪宗門ブレンドの他にも個性的なメニューで皆様のご来店をお待ちしております。

鎌倉邪宗門への行き方